クレジットカードミシュラン・ブログ -47ページ目

ダイナースプレミアム/カルテブランシェ/エクスクルーシブ


ダイナースクラブプレミアムカード


 海外のダイナースカードには日本でのダイナースプレミアムと同じような黒いカードが存在する。USではカルテブランシェとのダブルネーム,中近東ではエクスクルーシブと呼ばれている。



ダイナースクラブカルテブランシェ

koba-sf さん提供



ダイナースクラブエクスクルーシブ


 シティコープでは,一応,黒いダイナースカードのブランド化は図られましたが,地域によって呼び名が変わるのが面白いところでしょうか。

 ちなみにUSでは,シティコープがカルテブランシェとダイナースクラブを買収した結果,シティコープではVISA/MasterCardブランドを含め4ブランド保持することになり,インフラと加盟店コストがかかることになり,カルテブランシェとダイナースは一つのブランドをまとめざるを得なかったという感じがします。
 最近ではアメックスとの提携カードを発行するというニュースリリースがあったので,シティコープとしては,クレジットカードの5ブランドを保持するという形になりました。

 ただ,USではつい先日,ニュースリリースがあり,ダイナースクラブカルテブランシェは,MasterCardと提携し,ダイナースクラブとしてのブランドを国際ブランドから名称のみのブランドに変え,カードを発行するということになりました。

 老舗高級カードのカルテブランシェとダイナースクラブは事実上,名称のみ残され,国際ブランドとしてのダイナースも終焉をむかえそうな感じです。カードセキュリティや国際カードとしてのインフラコストを考えると,やむを得ない状況なのでしょうね。

 しかし,赤いマスターカードの入ったカードフェイスはなんとも言えないような感じです。

ダイナースクラブ創設の逸話はウソ!?

 ”ガセビアの沼”クレジットカード版です。

 さて,ダイナースクラブ創設の逸話としてよく紹介されている「当時,金融会社で働いていたマクナマラが,ニューヨークのレストランで食事をしたとき財布を忘れたため支払いに困り,「ツケで食事ができるようなクラブを作ったら,このようなみじめな思いをしなくても済むのではないか」と思い,友人のシュナイダー弁護士に相談,「二人で1万ドルずつ出し合いクラブを作った」。」は,

ガセ


 事実は,創業当時の同社の広報係であったM.シモンズが,新聞記者の注意を惹くためにした作り話がもととなっているようである。創業者の一人であるフランク・X・マクナマラは,経営状態の良くなかった金融会社ハミルトン・クレジット社の社長をしており,当時回収困難な売掛金について悩んでいた。そこで友人に相談したところ,ハミルトン・クレジット社が信用力を拡大する方法として「チャージ・プレート」(売り買い許可証)を他人に貸すアイデアをについて検討することになったのである。この「チャージ・プレート」は,たまたま3人がレストランにいたので,この方式はレストランに最もふさわしいということに気づいたのである。



以上,「アメリカクレジット産業の歴史」,L.マンデル,日本経済評論社より

 驚くことに,ダイナースクラブが設立された頃には,当時の加盟店手数料の7%を含め,現在のクレジットカードの原型がほぼ作り上げられていたことにある。残念ながら現在では逸話が邪魔をして,クレジットカードという偉大なビジネスモデルを構築したM.マクナマラの偉大な功績がほとんど知られていないことにある。

 クレジットカードの歴史について興味がある方は,一度見てみるのも良いのでは。

羽田の空港ラウンジにまつわる話題

 羽田のラウンジと言えば,南・北のシャワールームは随分とお世話になりました。シャワールームをデジカメで何枚か撮ったはずだったのですけど,探してみると1枚しか見あたらなかったので,洗面のみアップします。羽田のシャワー室はなかなか良く,雰囲気は高級ホテルでも使われているようなシャワーブースでしょうかね。アメニティも写真のとおり,比較的揃ってます。

 さて,なんかブログでも堅い話になってしまうことが多いので。。。5年ほど前に元空港ラウンジ嬢のルリさんからの当サイトのForumに投稿があったので,ちょっと紹介したいと思います(個人的にはいまだに気に入っている投稿の一つです。)。

Credit Card Forum Iより

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[2614] 懐かしのラウンジ! - 投稿者:ルリ 投稿日:2000/08/29(Tue) 23:31

初めまして!
ラウンジのことがたくさんありましたので思わず私も・・と思い書かせて頂きます・・

学生の頃、羽田のラウンジでバイトしてました~~懐かしい!
色々な思い出がありますよ・・

搭乗時刻なので、お声を掛けたらチップを渡されそうになったり・・
おしりを触られるようなセクハラ!にあったり・・フンッ!
お土産だか何かでケーキを渡されたり・・(お断りしましたが!)
空いているときは、お話相手になってさしあげたことも・・
学生の頃はラウンジのバイトが多かったのですが、羽田は成田より面白かったですよ!!様々な方がいましたね~
(よくご利用される方!面白いなんて言ってごめんなさい・・)

ビッグバードオープン当初の懐かしい話でした!
読んでくださった方 ありがとうございました・・・

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 いかがでしょうか。以前はJAL,ANA,JASではSS用のラウンジサービスがあったので,それほどたこ部屋状態ではなかったカード会社ラウンジのはずですから,ほのぼのした感じもあったのかも知れませんね。

到着時のラウンジ利用(搭乗半券の利用)は可能かどうか。

 クレジットカードミシュランの「国内空港ラウンジ対決」のページ作成については,各カード会社のWeb Siteと実際にカード会社のゴールドデスクに聞き取りを行った上で記事を書いたりしているのだが,メールやForumで到着時の利用についてコメント或いは情報を頂くことがある。

 空港ラウンジといっても実際にはカード会社が運営を行っている訳ではなく,空港ビルディング会社等が場所とサービスを提供し,利用した会員別にカード会社に応分の負担を求めているというのが実態だろうと思う。空港ラウンジの受付係やサービス係の女性は,空港の関係会社のスタッフ或いはアルバイトであって,別にカード会社の社員ではない。したがって,カード会社毎のサービスの違いについて,全て把握するのはなかなか難しいのではないかと思うのである。

 実は,以前,三井住友カードに確認したことがあって,到着時の空港ラウンジ利用について聞いてみたところ,答えは”利用不可”であった。ただ,実際には使えるという話は随分と聞くし,そういう情報も貰っているので,このあたりは空港ラウンジの受付係の方の裁量によるのではないかと思っている。

 そこで,カード会社が実際にWeb Site等でどのような表現を使っているか比較してみた。

JCB:ご利用の際には、ザ・クラス、ゴールド、ネクサス、ビジネスのカードおよび当日の搭乗券または航空券(ご到着後ご利用の際は半券)をご提示ください。

SMC:ラウンジ入口で三井住友VISAプラチナカード、またはゴールドカードと当日のご搭乗券をご提示ください。

UC:ご利用の際、ラウンジ入口でUCゴールドカード(家族会員の方は家族カード)をご提示ください。(空港別に「入口にて航空券をご提示ください」と記載)

DC:ラウンジ受付で当日の搭乗券あるいは航空券とDCゴールドカードをあわせてご提示ください。

UFJ:ご利用の際には、カードと当日の搭乗券または航空券を必ずご提示ください。

AMEX:入り口にて、カードと搭乗券(半券)をご提示願います。

Diners:ご利用の際、受付にダイナースクラブカードと当日の搭乗券(または搭乗半券)をご提示ください。お持ちでない場合はご利用いただけません。

CITIBANK:ラウンジ入口でシティ ゴールドカードと搭乗券をご提示ください。

どうだろうか。カード会社によって随分と表現が異なっているという印象を持たれる方が多いのではないだろうか。半券利用可とはっきりと謳っているのは,JCB,AMEX,Dinersの3社,航空券と搭乗券を使い分けているカード会社が,DCとUFJの2社,VISAジャパンのSMCとCITIBANKは,「搭乗券」という表現を使っている。

 さて,航空券だが,航空会社ではどのような意味で使っているだろうか。国内旅客運送約款から定義を見てみると,”「航空券」とは、この運送約款に基づいて会社国内航空路線上の旅客運送のために発行される証ひょうをいいます(JAL及びANA)”。
 一方の搭乗券は,約款には出てこないものの,例えば,JCB de JAL ONLINEの利用規約を見ると,チェックイン可能な航空券であることが分かる。

 つまり,カード会社は,搭乗受付前の航空券か搭乗受付後の搭乗券を明確に分けているものの,搭乗半券の利用(到着後)は,はっきりと明示しているJCB等3社を除くと,利用可能かどうかははっきりとせず,利用者又はラウンジ受付係に判断を委ねているような気がするのである。したがって,カード会社に聞いて,半券利用がダメと言われるのも,実際にラウンジの受付で利用可と言われるのも間違いではないと思うのである。

 ただ,空港ラウンジ運営側にとっては,航空券の確認は目視であるし,カード番号の情報さえとれば,使用料をカード会社に請求できるわけだから,みすみす顧客を追い返すことは,営業的にマイナスであるという見方もでき,例えば半券利用不可とデスクでは言っているSMCでも実際には利用可能だったりするのが現実だろう。しかしながら,厳しい受付係だと,カード会社が半券利用不可を明示しておれば,断られる可能性も少なくないのではないかと思う次第である。

プレミアムラウンジ「セントレア」3

 セントレアで続編を書くつもりはなかったが。。。
やっとJCBのWeb Siteでセントレアの空港ラウンジサービスについて情報追加があった。

http://www.jcb.co.jp/gold/lounge.html#chuubu

 サービス内容は,2月17日に当ブログで投稿した他のゴールドカードと同等のようである。ただ,クレジットカード会社の最大手のJCBとしては,インフォメーションが遅すぎるといっても過言ではないだろう。地元資本のTS3などは,セントレアのオープン前からWeb Siteにセントレアのラウンジサービス概要を掲載し,会員向けには1月の下旬くらいにインフォメーションしていたという情報提供もあったくらいなので,カード会社によってインフォメーションのスピードの差が出ているという感じだろうか。

 ところで,JCBの羽田の空港ラウンジサービスは,他社が5ヶ所のラウンジサービスを提供しているのに対し,2ラウンジのみのサービスとどうも精彩を欠いているような感じだ。無料のビジネスゴールドカードを企業向け或いは官庁向けにバラマキ過ぎた結果,空港ラウンジサービスにコストをかけられない状況であると思うのは考えすぎだろうか。それともゴールドカードの資格取得年齢を30歳から20歳に下げた結果だろうか。なんとなく今後のサービス展開に陰を落としているような気がしないでもない。

プレミアムラウンジ「セントレア」2

 多忙につき,なかなか記事を書き込めずに申し訳ないと思っている。
 また,本日,ジャンル別ランキングで15位にランクされ,正直なところ驚いている。アクセス数が評価されたと思うが,アクセスして下さった方に感謝する次第。

 さて,セントレアの空港ラウンジでサービス内容が不明であったダイナースですが,ようやくダイナースのWeb Siteの更新があり,セントレアでも同伴2名まで無料ということが明らかになった。羽田を除くと国内ではすべて同伴2名無料なので,ビジネス或いは家族旅行に便利ではないかと思う。特に配偶者の家族会員まで含めると会員を含め6名は無料になるので,子供が多い家庭や両親と旅行する際は,空港ラウンジも利用しやすいのではないだろうか。

http://www.diners.co.jp/club/travel/lounge/hap05.html

 そうそう,空港ラウンジの利用法だが,単なる休憩と無料ドリンクサービスだけでなく,手荷物を預けるといった使い方もあるので,例えば,お土産を買いに行くとか食事に行く際にラウンジに荷物を預けてみたらどうだろうか。ただ,時間制限のあるラウンジだと荷物を預けている時間もカウントされるので,注意が必要かも。

ユニークな付帯保険

 クレジットカードには,比較的よく知られている海外旅行傷害保険,ショッピングプロテクション(カード会社によって名称は異なる。ちなみにショッピングプロテクションは,アメックスが開発。),国内旅行傷害保険等が付帯されている。通常は,全てのカードにデフォルトで付帯しているカード紛失時や盗難時に保障されている保険を除くと,各カードの付帯保険はまちまちである。ただ,旅行で使って貰うことを意識して,多くのカードには,海外旅行傷害保険がゴールドカードのみならず一般のカードにも付帯されている。

 さて,ユニークな付帯保険といえば,アメックスセンチュリオンやアメックスプラチナ等オーバーゴールドクラスのカードにはよく見られるが(クレジットカードミシュランWeb Site版「AMEXプラチナとVISAプラチナ」,「アメックス・センチュリオン」参照),ゴールド以下でユニークな保険といえば,JCB GOLDに付帯している犯罪被害傷害保険と空き巣被害見舞金はもっともユニークといえる。これは,国内外問わず,ストーカーなどの「第三者の故意による加害行為」によるケガ,及び「ひき逃げ」によるケガを補償するもので,死亡・後遺傷害が1,000万円(ただし,家族会員を除く。),入院保険金が7,500円(手術の場合,7,500円×40倍まで),通院保険金が5,000円(180日以内で90日が限度)が支払われる。ちなみにこの保険は,海外旅行傷害保険と重複して支払われる。空き巣被害見舞金は,留守時に空き巣に遭ったときに一律5万円(1年間に1回が限度)が支給される。家族会員にも支払われるので,実際の支払額は5万円×会員数となる。ただ,支払われるといっても,請求額と相殺されるようなので,当該月の請求実績があれば,請求額が減免される仕組み。

http://www.jcb.co.jp/loan/hoken/futai_hoken/index.html
詳細な解説は,こちらhttp://www.jcb.co.jp/pdf/all.pdf

 次にユニークなのは,DC GOLDの国内旅行傷害保険プランBだろうか。通常の国内旅行傷害保険(DC GOLDの場合は,利用付帯)に加え,事前に電話で申込み,旅行中のケガによる入院・通院費用(傷害入院日額5,000円,傷害通院日額3,000円),賠償責任(免責1,000円),携行品損害(免責3,000円)が補償される。1回分の補償は,3泊4日以内の旅行を対象とし,年間(12月~翌年11月)3回まで申込み可能。

http://www.dccard.co.jp/travel/j_hoken.shtml

 その次には,年会費が若干高くなるが,JALダイナースカード,CLUB-Aゴールドカードに付帯しているゴルファー保険だろうか。ゴルフプレー中適用になる最高1億円の第三者賠償と,最高300万円の本人傷害をカバーする保険が自動付帯される。通常のゴルファー保険は,これにホールインワン保険,用品損害保険が付帯されるが,賠償だけでいいという人にとっては悪くないと思う。

http://www.jalcard.co.jp/insurance/incidental/golf.html

 他では,ネット社会を意識してのアメックスのオンライン・プロテクション,NICOSのネットセーフティサービスがある。

アメックス:http://www.americanexpress.com/japan/cust_svce/onlinefg_jp.shtml
NICOS:http://www.nicos.co.jp/card/emergency/net_safety.html

 興味のある方は参考にされたい。

東急TOPカードの年会費が永年無料に。

 東急TOPカードの年会費が永年無料になったようです。対象カードは,インターナショナルカードで,VISA(三井住友カード提携)とMasterCard(DCカード提携)になります。

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=94073&lindID=3

 一部の提携カードが年会費永年無料となっているケースは珍しくありませんが,プロパーカードを永年無料にしたケースは初めてではないかと思います。

 日本のクレジットカードの場合は,マンスリークリアが一般的でアメリカのリボ払いが中心のクレジットカードと異なり,年会費は重要な収入源になっているはずですが,セキュリティ対策,会員サービス等コストがかかる分をどうやって回収できるか,注目されるのではないかと思います。

 また,東急TOPインターナショナルカードは,利用付帯(カードで海外旅行代を支払う必要がある。)の海外旅行傷害保険があり,東急TOPカードをメインカードとする方にとってはメリットがあるのではないでしょうか。

http://www.topcard.co.jp/insurance/travel/travel01.htm

羽田空港第2ターミナルエアポートラウンジ2F

 東京出張でした。
行きはANAを使ったので,時間はなかったんですが,到着時に興味津々で羽田空港第2ターミナルのエアポートラウンジ(2Fのエリア外ラウンジ)を利用してみました。

さすがに真新しい感じで,モダンな雰囲気が感じられます。残念ながらシャワー室は見ることができませんでしたが,広いラウンジエリアは好感が持てます。



 また,ラウンジは出発ロビー側に面しており,全面ガラス張りで少なくともロビー側は明るい感じがしました。ただ,ラウンジ内は比較的ダークな感じがしていましたから,仮眠を含めてゆっくりする分は悪くないと思います。



 イスの配置は,個人客を意識したようなレイアウトになっており,第一ターミナルの南・北・中央エアポートラウンジのようなテーブルを囲むようなイスの配置(相席が多い感じ)ではありません。
 また,ドリンクブースもすっきりまとめてあり,なかなか良い雰囲気であります。トイレの洗面台は,ハイアットグランド福岡のグランドルームを思い出させるようなガラス製になっており,デザイン的にも配慮がある感じです。



 帰りの便は,JALでしたからアメックスで南ラウンジを利用し,またまたアメックスで新大和でアメックス定食(海老玉丼)を食し,羽田を後にしました。まだ,第2ターミナルのゲート内ラウンジを利用したことがないので,なんとも言えませんが,南・北・中央・2タミエリア外では,2タミエリア外のラウンジが最も秀逸という気がします。

 そうそう,アメックスの固定ブースで空港ラウンジリストを貰ったのですが,毎度のことながらワープロソフトで作成したような簡単なもので,リストといっても羽田と成田のみの記載でした。

暗証番号(5)

前に続きます。

 「暗証番号」と題して,カード会社の会員規約から読み取れる情報を元に経時的な側面を含め自分なりに解釈してみた。

 解釈した結果,結論から述べると,クレジットカードの暗証番号盗用によりキャッシングされた場合,一部のカード会社を除くと,ほとんど補償される見込みはないと考えられた。また,会員規約はカード会員側にとって非常に厳しいものであり,暗証番号をスキミングされることを想定していないばかりか,どちらかといえば黙殺している雰囲気さえある。

 となると。。。
カード会員は,自前でカードのスキミング等による被害を防ぐ必要がある。簡単な方法としては,

1.暗証番号はカード毎に設定し,他のインターネットの各種暗証番号やパスワードと同じ番号は使わない。また,ゴルフ場等スポーツ施設や公衆浴場等レジャー施設のロッカーの暗証番号は,キャッシュカードやクレジットカードとは別の番号を使う。

2.持っているカードのうち,例えば海外旅行や非常時にキャッシングする可能性のあるカードは1,2枚に絞り込み,残りのカードはキャッシング枠をゼロにする。

3.被害に遭ってみないと分からないが,キャッシング可能なカードとして,DCカードやセゾンカードにしておくと,万が一の事態になっても,会員規約上,ある程度は話を聞いてもらえそう(日経トレンディの三井住友カードみたいな「会員規約上補償されません。」と回答されても仕方がない訳だから。)。

あたりだろうか。

 何でも自己責任が問われる今のご時世である。カード会員は,カードをショッピングカードと位置づけ,キャッシング枠をゼロにするようなカードライフをおくってもいいのかも知れない。カード会社に対しては,DM等でキャッシングのお勧めをしている場合ではなく,もう少しセキュリティを上げ,「会員規約上補償されません。」と言わないようなシステムを構築してほしいものである。