JCB HOMEサポートクラブとAmExの家電総合保証制度 | クレジットカードミシュラン・ブログ

JCB HOMEサポートクラブとAmExの家電総合保証制度

 2013年5月15日に日経プレスリリースに掲載されていた「JCB HOMEサポートクラブ」は,AmExの家電総合保証制度に似たサービスだったので,プレスリリース直後からちょっと気になっておりました。

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=336879&lindID=3

http://www.jcb.co.jp/homesupport/service/index.html

 一方,AmExの家電総合保証制度は良くできたサービスなのですが,いかんせん,カードが使えるネット通販事業者の中でもアメックスカードの取り扱いが少ないのが最大のデメリット。

 特にkakaku.comあたりで安価なネット店舗では使えないことが多かったので,仕方なくJCBカードを使うことも少なくありませんでした。ただ,今回,少々お高いAV機器?を購入しようと思ったので,とりあえず「JCB HOMEサポートクラブ」に申し込むことにしました。

 JCBのサイトから申し込みが可能で,必要事項を入力したところ,申込受付完了のメールが送られてきました。このサービスが使えるのは,後日届けられる「登録完了通知」の利用開始日から利用が可能とのこと。

 まあ,AV機器はJCBからの通知が来てから考えますかね。テレビも次,故障したら4Kに更新しようと思っているので,小遣いが足りるかどうか。

 ところで,「JCB HOMEサポートクラブ」とAmEx「家電総合保証制度」をウェブの説明及び保証規程を比較してみると,やはり差がありますね。私が加入している「家電総合保証制度」は7,000円のプランなのですが,後発だけあって,保証期間は「JCB HOMEサポートクラブ」の方が1年長く,また会費も月額280円と安価な設定になっていますが,まず,違いで気になったところは,

○AmExの場合は,カード利用が前提なのに対し,JCBは他の決済手段でもOKとしているので,その点は,JCB HOMEサポートクラブの大きなメリットでしょうか。なお,他の決済手段だと保証期間が1年短くなり,5年間となります。

○1故障あたりの上限額としてJCB HOMEサポートは10万円としているところ。いずれも年間保証限度額は50万円なのですが,AmExの場合は,年間の限度額のみの設定で,個別には購入金額の100~50%としているところが異なっています(JCBも100~50%の部分は同じなのですが。1回の限度が10万円という点が異なっているということ。)。1回の修理代が10万円を超えると,JCBの場合は手出しが多くなるということでしょうかね。高額商品の場合は,AmExの方がメリットが大きそうです。
 この点について,私の場合は,ここ10年くらいの間,10万円を超える修理代は1回きりで,その他は,冷蔵庫,エアコン,テレビ,ブルーレイレコーダー,DVDプレーヤー等いずれも5万円以内でしたので,修理代が高い海外製品でない限りは,概ねこれでカバーできそうな気がします。
 まあ,家電そのものも安くなっているという部分もありますが。

○利用方法が,JCBは家電修理保証日本興亜受付デスクに連絡を行い,修理完了までの一連の流れをデスクを通すことになっていること。
 一方,AmExの場合は,2回ほど利用したことがあり,デスクへの連絡は必要なものの,後は,ユーザー側でメーカー等に依頼して,修理明細等の書類を揃えて,デスク担当の東京海上日動火災保険に送付して完了といったところです。利便性は,AmExが上かなぁと思いますね。特に白物家電はスピードが命といった部分もあるので,AmExの方が使いやすいかも。

○負担額が異なること。JCBの場合は,修理の出張費用として5,000円(発送の場合は実費相当額)かかりますが,AmExの場合は,5,000円以上の修理費用または損害額としています。

 以上のところが気になりましたが,JCB,AmEx共にメリット・デメリットがあるので,まずは「JCB HOMEサポートクラブ」のお試しでしょうかね。
 JCBのサービスでたり得るのであれば,AmExの家電総合保証制度の継続を見直してもいいかなーと思っているところですね。